簡単な運動法で、セロトニンは劇的に増える!
手軽にできる、セロトニンを増やす為の運動法
セロトニンを増やす為の運動法、というと、特別難しい事をしなければならないのではないか。という風に考えてしまいそうですが、普段の運動に、ちょっとしたコツを取り入れるだけで充分にセロトニンを増やす事ができるのです。
これまでも、このブログの中では、リズムを意識した簡単な運動法でセロトニンを増やす事ができると書いてきましたが、今回はその実践法を簡単にまとめてみたいと思います。
よく、有酸素運動でセロトニンを増やす、というふうに紹介されていますが、有酸素運動に「リズム」を取り入れると更に効果があると言えます。
家の中でもできる、踏み台昇降
まずは、家の中でも実践できる手軽な運動法です。
踏み台昇降と呼ばれる運動法ですが、特に説明の要らないくらい単純な運動法です。
10cm〜20cm程の段差(踏み台)を用意します。
踏み台を、登って降りる、を1つの動作として、これを繰り返します。
動作をする時に、「1、2、3、4、1、2、3、4、、」というふうに、必ずリズムを意識するようにします。
この時、呼吸も「スッスッ、ハーハー、、」というように、吸って吐いて、の感覚を一定に維持します。
この、一定のリズムを意識するという点が重要なポイントです。
速度は、疲れるまでやる必要はないので、急がずに自分のペースで続けてください。20〜30分も続ければ充分です。
目安としては、軽く汗ばむ程度で良いでしょう。
セロトニンの濃度は20分〜がピークになるという実験結果があります。
踏み台昇降に使用する踏み台は、なるべく安全な物を使用されてください。
特に滑りやすい物や、簡易的な物を使用すると、転倒する危険もあるので、充分に注意が必要です。
ウォーキングにひと工夫
ウォーキングは、最もポピュラーな運動法のひとつです。
とは言っても、何も意識せずにただ歩くだけでは、セロトニンを劇的に増やす事はできません。
ウォーキングにも、リズムを意識する事が大変重要です。
具体的には、踏み台運動の時と同じように、頭の中で「1、2、3、4、1、2、3、4、、」というリズムを意識します。
呼吸も、同様に「スッスッ、ハーハー、、」というように、感覚を一定に保ちます。
たったこれだけの運動法で、脳内のセロトニン濃度を、劇的に増やす事ができるという事が分かっています。
リズムを意識すれば、セロトニンは増やせる
あまりにも単純な事なので、このような運動法で本当にセロトニンが増えるのか?
疑問に思う方も居るかもしれません。
実際にNHKの「解体新書」という番組の実験によれば、短時間の踏み台昇降の運動を行った後でも、血中のセロトニン濃度が劇的に向上していた事が分かっています。
特に、無理に疲れる運動法を行う必要はありません。
大切なのは、リズムを意識する事と、呼吸を一定に整える事です。
逆に、せっかく運動を行っていても、このリズムを意識することを忘れてしまうと、高い効果を得る事ができないようです。
また、ここで紹介している運動法は踏み台昇降とウォーキングですが、リズムと呼吸を一定に保つ事ができる。適度に疲れる。という運動法であれば、他の運動でもセロトニンを増やす事ができます。
例えば、サイクリングやジョギングなどでも効果が得やすいようです。
大切な事は、なるべく毎日運動法を実践することです。
セロトニン神経は、継続して運動法を行う事で鍛えられ、恒常的にセロトニンを増やす事ができるのです。