セロトニンを増やせば、不安のない毎日が手に入る?!
理由もなく不安な気分で落ち込んだり、心も体もだるくて、しんどくて、何もしたくない..
突然そうした症状に悩まされ、仕事も家事もまともに手が付かなかった経験はありませんか?
..私にはあります。
実は、そうした問題が、私たちの脳の中の「ある物質」が不足しているために起きている..
という事実を知っていますか?
そのある物質というのが、最近では、よく知られてきている脳内物資、セロトニンと呼ばれる物質です。
これは、人間の脳内に存在する神経伝達物質で、脳のに存在する無数の神経と神経を繋ぎ、情報をやり取りしている、重要な物質です。
詳細は後述しますが、脳内のセロトニン分泌量が不足することによって、心と身体には想像もできないような、様々な不調が引き起こされます。これは、神経医学の分野では、すでに当たり前とされている事実です。
にも関わらず、近年はこのセロトニン不足によって、心と身体に不調を引き起こし、その事を知らずに我慢し続けている方が山ほどいるようです。。
しかし、だからと言って過度に心配する必要なありません。なぜなら、セロトニン不足は、毎日の習慣と、ちょっとした心がけによって、短期間で改善することもできるのです。以下に、分かりやすく説明していきたいと思います。
また、セロトニンの具体的な知識や、セロトニン不足によって引き起こされる症状の、より詳細な情報については、過去の記事にも掲載しています。
より詳しく知りたいという方は以下の、過去の記事も参考にされてみてください。
もしあなたが、原因不明の気分の不調、例えばちょっとした事で人一倍深く落ち込んでしまったり、いくら時間が経っても憂うつな感情から抜け出せなかったり。
または、そうした心の問題と一緒に、慢性的な胃腸の不具合、または不眠症や頭痛などに悩まされているのなら、脳のセロトニン分泌が不足している事を疑ってみる必要があります。
セロトニンが不足すると、気分障害だけでなく、想像もつかないような身体の不調があらわれます。
セロトニンが不足することで..
- 気分が沈みがちになり、何もやる気がしない症状に襲われます。
- 不安やイライラなどの感情がコントロールできなくなります。
- 睡眠と覚醒のバランスが崩れ、夜は眠れない、朝は起きれない症状が慢性化します。
- 自律神経の乱れにより、胃腸の不具合や、めまい、頭痛などを引き起こします。
- 痛みを感じやすくなり、生理痛や頭痛、ちょっとした痛みに過敏になります。
うつ病は心の病と言われていますが、精神的な症状だけでなく、上記と同じような、身体的な症状も引き起こします。
実は、今でこそ当たり前の事として知られていますが、うつ病の原因として最も多いと考えられているのが、セロトニン不足なのです。
起床と同時に脳内で分泌されはじめるセロトニンは、脳を覚醒させ、活発な心理状態を作り出してくれます。
本来は日中に分泌されるはずのセロトニンですが、生活習慣や睡眠時間、遺伝の影響などで、正常に分泌されない事があります。
そして、このセロトニンが不足した状態のことを、セロトニン欠乏脳と言います。
セロトニン欠乏脳が引き起こされると、日中覚醒されるはずの脳がしっかり機能せず、頭がぼんやりしたり、気分が不安定になる事があるのです。
更に、交感神経などのほとんどの神経と繋がり、影響を与えるセロトニンは、身体的にも様々な不調を引き起こすという訳です。
セロトニンが不足する理由
私自身、時間が不規則な職場環境で長年働いていたため、生活習慣と睡眠時間が乱れてしまい、セロトニン欠乏脳を経験したことがあります。
セロトニンを作り出す神経は、朝起きて夜眠る、規則正しい生活をしなければ、神経自体が弱っていき、やがてセロトニンの分泌が少なくなってしまうのです。
同様に、朝から日中にかけ、しっかりと太陽の光を浴びることも、セロトニン神経を健康に保つ為には必要な事だということが様々な研究で実証されています。
そして、しっかりと運動をする事。これも脳に刺激を送り、セロトニン神経を活性化させる為に、重要な事だと考えられています。
しかし、20代から30代にかけて、私の生活は散々でした。
仕事はシフト制だった為、週に2日間は夜から出勤していましたし、休みの日は朝から眠り始め、夜に目が覚めることもしょっちゅうでした。
それに、元々運動が苦手だった私は、就職してからまともに運動をした事なんてありませんでした。
..こうしたことが積み重なり、やがて、私の体に様々な不調があらわれるようになりました。
私の体に起こった事
不規則でデタラメな生活を送っていた私は、明らかにセロトニン神経が弱っていました。
その症状がまずあらわれ始めたのは、まずは心の問題でした。
- ちょっとした事に深く落ち込むようになり、不安でどうしようもなくなることが多くなった。
- 朝仕事に行こうとすると、体が怠く家から出ることがとても苦痛になった。
- 日中は憂うつな時間が増え、仕事に集中できなくなった。
- 人目が気になり、過度に緊張したり、人と会うことや話すことを避けるようになった。
- 休みの日も家から出るのが億劫になり、1日眠り続けることが多くなった。
ですから、そんな私の性格を、自分自身で毎日のように責めていました。
しかし、本当はそうではなかったのです。
そう言い切れる確固たる自身が、今の私にはあります。
その理由についてや、私が身を持って経験した、症状を改善する方法については、後ほど詳しく触れていきます。
長い間、精神的に閉ざされた状態で、苦痛と戦う毎日を過ごしていると、恐ろしいことに徐々に身体的にも異変があらわれるようになりました。
初めはほとんど気にならなかった程度だったのですが、日を追う毎に症状は酷くなっていき、とうとう仕事や毎日の生活を送ることも困難になるまでに至りました。
それは、例えばこんな症状です。
- 喉が詰まったような違和感がして、話しづらくなった。
- 耳が詰まったような違和感がして、聞こえづらくなった。
- 朝から胃腸の調子が悪く、すぐにお腹を壊すようになった。
- お腹の辺りに違和感を感じ、常に鈍い痛みを感じるようになった。
- 異様に疲れやすく、体中が鉛のように重く感じるようになった。
このままではきっと仕事に行く事も、普通の生活を送ることも困難になると、本気で気づいたのです。
事実、その頃は鉛のように重くてだるい身体を引きずって、仕事に行くだけでもやっとの状態でした。
仕事中も酷い気分は続き、誰かと話すのも苦痛で、常に布団の上に横になって休みたいという衝動に駆られていました。
私の体は、きっと何かがおかしい。
まるで、体中になまりが入り込んでいるみたい。。
耐えられなくなった私が、藁にもすがる思いで、なるべく人目につかないように訪れた病院でしたが、私の期待は完全に打ち砕かれてしまいました。今になって思えば、これは私にも非があります。。
なぜなら、私が訪れたのは精神科ではなかったからです。
セロトニン欠乏脳や、うつ病の診断をするのは、精神科です。
しかし、その頃の私は、自分がセロトニン不足により、精神と身体を病んでいるなんて、夢にも思っていなかったのです。
きっと、心の問題は私の性格の問題で、身体の異変は内科的な問題だろうと信じて疑いませんでした。
そこで、まずは表面的に感じる身体の症状を、内科やその他の専門外来で診てもらうべきだと考え、それを実行に移したのです。
この時は、とにかく一刻も早く苦痛から逃れたかった。当時の事を今考えると、どう考えても普通ではありませんでした。
私は、たった1ヶ月程度の間に、内科と耳鼻科、消化器科、心療内科などの病院を、毎日のように訪れていたのです。
あの病院が良いと聞けば、すぐに足を運び、問診と検査を繰り返し、大量の薬を持って帰りました。
しかし、残念ながら、私の身体の症状は、どの病院に行っても、何一つ改善されませんでした。
消化器内科では、下痢や腹痛の原因は、過敏性腸炎だと言われました。
ストレスが原因だから、ストレスを減らす生活を心がけるようにと言われ、整腸剤をもらいましたが、2週間飲み続けても何一つ改善されませんでした。
耳鼻科では、耳と喉の違和感はすぐに治せると言われ、その場で様々な処置が始まりました。
耳に空気を通そうと、鼻の奥深くに金属の器具を入れられましたが、医者が不思議がるほど、何も良くなることはありませんでした。内科でも、ただただがっかりするような事しか起きませんでした。
正直言って、この時期はもう、病院不審に陥っていました。
医者は薬を出すだけで、結局は誤魔化しているのではないかと本気思い始めていました。
自分の身体は、自分で守る意識
実は、私はこの頃、本気で私の身体は心霊や悪魔のような物に取り憑かれているのではないかと考え始めていました。
良くない場所に行ったから何か取り憑いたのではないか。
評判の良い占い師に見てもらうべきか。
悪魔祓いに行った方がいいのではないか。
きっと、こんな事を書くと、なんて馬鹿馬鹿しいと思う事でしょう。
私自身、心霊や占いを本気で疑ったことなど、この時まではありませんでした。
しかし、どうしようもない悩みを抱くと、人は超自然的な物に頼ろうとしてしまうようです。。
でも結局、これら心と身体の不調の原因は、全く違う場所に原因がありました。
それこそが、脳にあるセロトニンだったのです。
セロトニンは、非科学的な物質ではありません。
うつ病の患者さんには、セロトニンを増やすためのSSRIという薬がよく効くのは、紛れもない事実です。
私がセロトニンという物質の事を知ったのは、NHKの健康番組がきっかけでした。
その時は、緊張感を抑える物質としてセロトニンが特集されており、たった30分程度の運動によって、セロトニンが増えるという実験が行われていました。
その時監修をしていたのが、東邦大学の有田秀穂博士という、長年セロトニンについて研究をされている著名な研究者の方でした。
その番組を観てセロトニンに興味を持ち始めた私は、有田博士の著書を片っ端から読み漁りました。。
なんとかして、今の辛い状況を抜け出したいという一心だったのです。
そして遂に、長年私を苦しめていた原因が、セロトニン不足にあるという事実に気づいたのです。
なぜ、私を悩ませていた症状が、セロトニン不足にあると言い切れるのか、自信は一体どこにあるのか、不思議に思う方もいらっしゃることでしょう。
その一番の理由は、今の私自身です。
私は、本に書いてあった方法を信じ、数ヶ月間必死に実践し続けました。
その結果は明らかで、精神的な症状と身体の症状、両方が劇的に改善されたのです。。
それは、本当にシンプルな方法で、誰でも本気で取り組もうと思えば、難しいことではありません。
その方法とは..
- 朝は必ず決まった時間に起床し、夜は早めの就寝を習慣にする。
- 朝、日中は太陽の光を浴びるようにする。
- 1日1度は2〜30分の運動を習慣にする。
- 1日1度、バランスに良い食事を心掛ける。
- 常にストレスを溜めないように心掛ける。
しかし、あなたがもし心と身体の病に悩んでいたとするなら、上記の5つの事をしっかり習慣にできているでしょうか?
書籍の中でも、これらの事を必ず、毎日実践していれば、3ヶ月程度で症状の改善を実感できると述べられています。重要な事は、継続です。
習慣として続けなければ、残念ながらセロトニンが分泌されるようには変わりません。セロトニンが毎日恒常的に分泌されるようになるには、セロトニン神経と呼ばれる神経が鍛えられなければいけません。
その為にも、毎日継続して習慣にする事は大変重要なことなのです。
また、本気でセロトニンを増やしたいという方は、上記の基本的な習慣の継続に加えて、セロトニンを増やす為のサプリメントもおすすめです。
セロトニンの材料(前駆体)となるのが、トリプトファンと呼ばれる、必須アミノ酸です。
書籍の中でも述べられていましたが、よく勘違いされるのが、トリプトファンだけ摂取していればセロトニンが増えるという考えです。
セロトニンについて勉強してみるとよく分かるのですが、こうした考えは大きな間違いだと気付きます。
セロトニンを増やす為には、トリプトファンだけではなく、ビタミンB6やビタミンB12など、様々な栄養素がバランスよく含まれている必要があります。
現在は、様々なサプリメントが薬局やドラッグストアでも販売されています。
しかし、セロトニンのサプリメントに関しては、バランスの良い良質な物は、店頭ではまず取り扱っていません。
私も、こうしたサプリメントを購入する際、インターネット上で様々な口コミを調査し、人気があって、セロトニンを増やす為に効果がありそうな物を時間をかけて探しました。
実際に購入して使ってみると良くわかるのですが、こういった症状に本当に合う商品というは、このブログでも紹介している潤睡ハーブくらいしかないと思っています。
他にもいくつかおすすめできるサプリメントはありますが、価格が安く、栄養バランスに優れているので、今の所このサプリメントを使用しています。
もちろん、サプリメントだけに頼ってしまい、普段の食生活のバランスが崩れてしまっては良くありません。
サプリメントの効果を最大限に発揮する為に、1日3食、なるべくバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
3ヶ月で、人生が変わる
もし、あなたが不安感や、得体のしれない憂うつな症状、身体の不調に悩んでいるなら、3ヶ月間本気で生活習慣を改めてみるようにお勧めします。潤睡ハーブのようなサプリメントも、続けて飲むことで結果が出やすくなります。
私は、毎日自分で自分にルールを作って取り組む事によって、大袈裟ではなく、人生が激変しました。
勿論、習慣を変えるという事は楽なことではありません。
しかし、たった3ヶ月間、本気で取り組む事で人生が変わるのなら..そう思う人も少なくないはずです。
- 不安に悩むことがなくなり、毎日のちょっとした事に喜びを見出せるようになる。
- イライラして人に当たることもなくなり、笑顔でいる時間が増える。
- 人と話すことが楽しくなり、積極的に外出することができるようになる。
- 朝から気持ちよく目覚め、日中も頭がすっきりした状態で仕事に取り組める。
- 夜も何も考えずにぐっすり眠ることができるようになる。
そうすることで、せめて少しでも体調が良くなったとしたら、それを足がかりに、早起きや運動を始める事ができるからです。
私が経験した事が、これを読んで方にとって、少しでも役に立てられたた、本当に幸いに思います。