マイナートランキライザーを通販で買ってはいけない!
マイナートランキライザーとは、抗不安薬の事を意味しています。
抗不安薬と言えば、十数年くらい前までは「危険な薬」というイメージが強かったように思います。精神安定剤や抗不安薬は、よほどの事がなければ使うべきではない、というような風潮だったように記憶しています。
現在では、医薬品会社の熱心な宣伝効果もあってか、「手軽に処方できる薬」というソフトなイメージがずいぶん定着してきたように思います。
抗不安薬を通販で買ってはいけない!
私の考えを書けば、マイナートランキライザーとは、どんなに安全と言われる薬でも、一定の副作用や依存性、離脱症状も発生する薬だと思います。
実際に、私自身が使用していた薬も「副作用や依存性はほとんどない」と言われていた薬です。私も当時はそうした話を信じきっていました。というより、医師にそう説明されれば、誰だって納得してしまうはずです。
しかし、実際に長い期間服用していると、やはり依存や離脱症状に苦しむことになります。
自分の判断で使用する危険性
特に気をつけて欲しいのが、自分の判断で安易にマイナートランキライザーを購入し、医師の相談もないままに服用してしまう事です。
近年、日本では医師の処方が無ければ使用できないような薬を、インターネットを通して手軽に手にいれる事ができるようになっています。
マイナートランキライザーもその中のひとつです。
個人輸入代行と呼ばれる業者は、日本では販売が禁止されている薬を、海外から輸入する代行業者です。インターネットでは、ごく普通にこうした業者が薬を販売しています。
ホームページもしっかりしているので、一見するととても安全な物のように感じます。
しかし、マイナートランキライザーのような、神経に直接作用する薬の場合、依存症や副作用が起きた場合は、通常の社会生活を送ることが困難になるほどのダメージを受けます。
依存症や離脱症状と呼ばれる副作用は、その代表的な例とも言えます。
「薬は病院で手にいれる」のが鉄則
マイナートランキライザーに限った話ではありませんが、薬は病院で手にいれるのが当前の事です。個人輸入代行の場合、偽造品(偽物)も多く販売されており、政府も注意喚起を促しています。
個人輸入代行の薬を利用した事で、副作用や一生残るような障害を追った場合にも、販売者や代行業者は責任を追ってくれません。
日本の法律で禁止されている薬を使用し、副作用が起きても、悪いのは使用した側の問題となるのです。