気分が沈む時は、薬で治す?本当は危険な薬に注意
気分が沈む。気持ちが重く、何もやる気が出ない。
自分ではなんとかしたいと強く思っていても、前向きな気持ちや積極的な態度というものは、自分の意思で簡単に作り出せるものではありません。
気分が沈んだ時に効く薬
以前にも記事の中で触れましたが、気分が沈む時に短時間で解消させるための薬は、抗うつ剤や精神安定剤などの、医薬品でしか存在しません。
医薬品という事は、病院を受診無ければ処方してもらうことはできませんし、当然医師の許可が無ければ処方してもらうこともできません。
抗うつ剤や精神安定剤は、近年新しい成分の物が発売されていますが、それでも使用に際しては確実に安全な薬というのは未だに存在しています。
向精神作用がある薬というものは、一歩間違えれば麻薬と同様の効果が得られるものです。こうした薬を、薬局やドラッグストアで販売できないのは、当然のことだとも考えられます。
病院以外で入手するのは「危険」
最近では、インターネットを利用すれば、抗うつ剤や精神安定剤をネットで購入することができます。個人輸入代行と呼ばれる方法で、海外から抗うつ剤や精神安定剤、またはそれに準ずる薬やサプリメントを手に入れる事ができるのです。
ただし、当たり前ですが、これには大きな危険性が伴います。
本来医師でなければ処方できない薬を、自分の判断で処方するわけですので、いつ依存症や副作用、離脱症状に襲われてもおかしくはありません。
当然ですが、自分の体を大切にするためにも、こうした薬には手を出さないようにしましょう。どうしても落ち込みが酷く、薬を処方して欲しいと考えているのなら、病院を受診するよにするべきです。
薬の持つ危険性
抗うつ剤や精神安定剤の副作用や依存性については、様々な意見が溢れかえっています。
使用すること自体が危険だと思える意見もあれば、最近の薬は安全なので大丈夫、と言った意見です。
インターネットや一般的な専門誌で表面的な知識を入手しても、本当に正しい知識を仕入れることは不可能に近いのではないかと感じます。
サプリメントの活用
近年では、気分の落ち込みや、それに伴う不眠を解消するためのサプリメントも販売されています。
気分が落ち込んだ際に、精神科や心療内科を受診する事も悪くはないと思います。しかし、まずは副作用や依存の心配がない、サプリメントを試してみるというのもおすすめできる方法のひとつです。