「人付き合いが苦手」は克服できる!
人付き合いが苦手で、友人や職場の同僚と話す事にさえ、緊張感や恐怖を感じてしまうという人がいます。私自身、人付き合いが得意ではありません。友人の誘いや、職場の飲み会の誘いも、緊張したり上手く話せないのではないかという不安から、毎回躊躇してしまいます。
もし、もっと自分に自信があれば、知らない人とも積極的に交流して、もっと前向きになれるのに。そんな風に考えたことが何度もあります。
「人付き合いが苦手」は克服できる?
無理をして価値観の合わない人達と交流を持とうとすると、気疲れしてしまい、逆効果です。しかし、人付き合いはある程度努力をすれば、苦手意識を克服できるものです。
誰かと話す時に、極端に気を遣ったり、不安を感じてしまうのは、自分に自信がないという事が一番の理由です。もし、自分が自信に満ち溢れているのなら、自分の発言に臆する事はありませんし、いちいち相手の反応に怯えることもありません。人付き合いを難しくしてしまっているのは、劣等感や、自分への自信の無さからです。
もし、あなたに充分な自信があったとしたら、普段の生活はどのように変化するでしょうか?
自分に自信を持って、劣等感を払拭するためには
自信をつける、というのは簡単な事ではありません。1日や2日で自信が付くわけではないという事は、誰もが知っている事です。
しかし、自ら進んで自分の性格を変えようとするか、このままで良いと諦めるか、強い決意を持つ事によって、この問題を解決できるかどうは大きく変わってきます。
何かを変えるためには、時として大きな決断や痛みを伴う事もあります。
特に、性格を変えるという事は、身体を作り変える事に似た難しさがあります。痩せるためには毎日の食生活を変えなければいけませんし、体力を付けるためには、毎日ランニングをしなければいけません。筋肉を付けるためには、毎日それなりのトレーニングをする必要があります。
どれも、毎日続けることで少しづつ(自分でも分かるか分からないか)の変化が表れ始めます。長い時間をかけて取り組むことで、時間が経って始めて、人に言われて変わった事に気がつくような変化です。
心の問題と体の問題は別の話では?と思う方もいるでしょう。
しかし、実は根本的には変わらないのです。脳の神経細胞も、毎日時間をかけて取り組む事で、徐々に徐々に、時間をかけて変化が現れるものです。しかし、ほとんどの人はその途中で我慢ができずに、諦めてしまうのです。
もし本気でこの問題に取り組みたいのなら、自分に自信を付ける為に、毎日ちょっとづつ自分にとっての成功体験を積み重ねていくようにしてみてください。
小さな目標を持って、少しづつその事を克服していくのです。これによって、自分に自信が付き、やがて自然と大きな目標を自ら作り出し、自分を変える為に取り組み始めるのです。
この方法は時間がかかりますが、逆を言えば、根本的に自分を変えたいのなら、時間のかかる方法以外は考えられません。
以下はあくまでも具体例です。自分にとっての目標があるのなら、どのような目標であっても構いません。
- 月に1度は友人を誘って食事に行く。
- 興味のある習い事を始めて、知らない人と交流する。
- 毎日15分間はジョギングをするように心掛ける。
- 休みの日は必ず早起きをして運動をする。
毎日のジョギングは、うつ病や不安神経症の原因となる、神経伝達物質「セロトニン」の不足を防ぎます。早起きをして朝の光を浴びることも、同様にセロトニンの分泌を促すために、効果のある方法です。
精神面においても、身体的な健康という意味でも、早起きやジョギングは大変有効な方法です。
最低でも、1ヶ月以上は継続して取り組んでみて欲しい方法です。